ちゅーねんサーファー3号
やっさん(37歳)デビュー
やっさんとの出会いは、彼がアムウェイ界でメキメキ頭角を現してきたエメラルドのとき。
多分、初めて彼とかわしたボクからのことばは『小島君ってひょっとしてサーファー?』だった気がする。なんというかサーファー顔っていうか・・・。でも彼の返事は『違います』とちょっと顔をひきつらして目をそらして・・・。でも、「やっさんはサーファーなったら似合う!」 という感触は確かに感じていたのだ。やっさん! ピンあがったら海いこな!
ときは流れて2002年。やっさんはEXダイヤを達成。ついにやっさんは海にやってきた。待ち合わせは、ボクの修業の地、バリのクタ・イスタナラマ。クタでのテロの翌々日の朝。海に着いたボクは、タバコに火をつけ、この旅の初日に買ったニューボードに黙々とワックスをかけ、ふと顔をあげると・・・・やっさんだ! もう何年も前からサーフィンしてたかのようにすっぽり海になじんだ顔が朝日の中ではにかんだ。『いこか』という言葉を合図に二人のちゅーねんはボードをかかえてクタのビーチブレイクにパドルを始めた。
『やっさん!いけー!』 アウトから初心者には程よいコシムネのスウェル。パドリングのピッチがあがる。『たった!』 やっさんのサーフィンが今はじまった。37歳。ちゅーねんサーファー第三号やっさんダ!
後日談。やっさんは18歳から和歌山、四国、日本海、新島とサーフィンをかじってたことが判明。サーファーと違いますってゆーたやんか! 30すぎの彼にサーファーかどうか尋ねたとき、まさか37歳で復活、しかもEXダイヤになって海に戻ってくるなんてイメージの外だったんだろうな。でもちゅーねんサーファーの夏はまだまだ続く。4号はいったいだれ?
続く・・・・