エジプト ピラミッド 地球に生まれた限りはコレ見なきゃ!

ピラミッド Africa

2009年のパリの後、念願のエジプトへ降り立った。まずは南部のスーダンとの国境のあたりのアブ・シンベル宮殿に到着、ここから北上していく旅となった。
この神殿はラムセス2世が建造したもので長い年月砂に埋もれていたが19世紀に発見された。そしてナイル川のアスワンハイダムの建設計画により、元々の場所はダム湖の底に沈んじゃうということで60m上方へ移築された。遺跡を正確にサイコロ状に分割して組み立て直すというとんでもない移設作業が行われたという。ラムセス2世大神殿

ネフェルタリ小神殿

そしてここからアスワン、ルクソールとナイル川沿いに北上する予定が、なんと!?飛行機が飛ばなくなったということで、泣く泣くルクソール神殿やカルナック神殿を見ることなくカイロへ向かうこととなった。これは、もう一度エジプトへ来い!という意味と受け取り、また来ることを心に決めた。

さて、カイロの街だが、全然思ってた街と違ってスッキリしてる。ホテルもインターコンチをとって、夜はCharmericっていう有名なエジプト料理のお店に行ったのだが、ここで食べたエジプト料理、出てくる全ての料理に独特のスパイスが鼻に漂うのだが、全然口に合う!?どころかかなりエジプト料理そのものを気に入っちゃいました。!美味かった!!
エジプト料理エジプト料理
そしていよいよこの旅のメインイベント。待ちに待ったピラミッドへ。ホテルからタクシーで30分もかからない。ここで予期せぬ出来事!! まだ全然到着してないのにタクシーの窓から普通にカイロの街並みの隙間から既にピラミッドが見え隠れしだすのである。砂漠の真ん中にあるイメージだったのが、街の端っこにそびえ立つ感じ。そして到着するとピラミッドより向こう側は砂漠なので、そっち方向を向いて写真を撮ると、砂漠の真ん中にそびえ立つピラミッドの図となるのである。スフィンクスに至っては、真正面はケンタッキーフライドチキン、つまりケンフラに入って2階席から窓を見るとちょうどスフィンクスのライオンと目があう位置になる!?そして間近に見て一番感じたのは「チッチャ!」ということ。とにかくピラミッドと比べて激ちっちゃいのである。それを近くからピラミッドをバックに写真に撮ると遠近法でかなり大きなものとして印象付けられるのである。
それにしてもこの巨大な石造りの建造物を古代エジプト人はロープと木製の道具だけで作ったというということを思いながら実際の石一つ分の大きさを確認しながら登った時(途中までは登頂可)、アンビリーバボー!!と叫びたくなった。さらにカフラー王のピラミッドは内部の奥深くまで入ったけど、軽い閉所恐怖症の僕には途中の細い通路はかなり辛かった。奥の石棺の部屋まで行くと広々としてるんだけど、またあの細い通路を戻って外に出るとか、あり得へん。だって一人通るのがギリギリで自分の肩よりも低いぐらいの薄暗い細長い通路を入ってくる人と出ていく人がすれ違う!?デブの外人のおじさんとかとのすれ違いは後々夢に出てきそうな恐怖体験だった。思い出しただけでも息苦しい(笑)。


ピラミッドピラミッド

カイロ市内の観光でお薦めはまず「ムハンマド・アリー・モスク」。外観もとても美しいけど、中に入って天井を見上げるとグリーン色の美しい装飾とシャンデリアが素晴らしい!!の一語に尽きる。ムハンマド・アリー・モスクムハンマド・アリー・モスク
そして、カイロへ来たらここに来なきゃ というのがエジプト考古学博物館。もうお宝の山。小学生の時に京都市博物館でエジプト考古学博物館展に行った時のことが脳裏に蘇った。でもその時見たような発掘された様々な収蔵品が所狭しと展示?実はしっかり展示されてるものと、展示するスペースがないのか適当に古道具屋のガラクタのごとく端っこの方に乱雑に放置してあるものも多数あるのである。それほど展示物が多い。もちろん、ツタンカーメンの黄金像がしっかり見て来ました。ホントにこれぞ黄金の輝き!息を飲む美しさとはこのこと!ただし、ここは撮影禁止なので見たい方は是非自分の目で見に行ってください。
エジプト考古学博物館エジプト考古学博物館

2009Egypt

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